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特集 : 潜入!日本競輪学校 運動機能総合測定室 part1

ミーティングルームの横を通って、さらに奥の部屋に入ると大きな測定装置があらわれました。

この装置が、世界に1台しかない「台上走行試験装置」という自転車エルゴメータです。

                  台上走行試験装置

Q. 台上走行試験装置はどんな測定機?

 「台上走行試験装置とは、競技用自転車でトラック走路を実際に走行した時と同じような負荷が再現できる自転車エルゴメータです。負荷装置にはフライホイールと風車を使用し、複数のフライホイールを組み合せることにより被験者の体重に応じた加速抵抗や慣性抵抗、走行速度に応じた空気抵抗を再現しています。実際の自転車と同じように、ギヤ交換することで選手が実際に使用しているギヤ比で測定することも可能で す。スプロケット(小ギヤ)を交換することによって固定ギヤとフリーギヤの両方が使用でき、トラックレーサーだけでなくロードレーサーを想定した測定も可能です。ハンドルとサドルはモーター駆動により上下前後に動かすことができ、あらかじめ自転車のサイズを登録しておけばコンピュータ制御により自動的にフレームサイズがセットされます。その他、クランクの長さ等も調節できます。つまり、室内で実際の自転車走行と限りなく同じ条件で運動できる自転車シミュレーターです。

Q. どんなことができる?

 固定式の自転車シミュレーターは、実際のトラッ ク走行のように他のライダーや走行ラインを気にること無く、自転車を漕ぐことだけに集中できるので本来持っているペダリングの能力を最大限に発揮することができます。また、さまざまなセンサー類を取付けることができるので実際の走行中では得られないデータを採ることが出来ます。ペダルやハンドルに加えている力、その結果として出力されるペダリングパワー、最高速度、仕事量など能力を数量化し、評価することができます。また、さまざまな外部環境の影響も受けずに、走行中の速度や負荷、室温などの条件をコントロールし易いので実験やトレーニングに非常に有用な優れたマシーンです。


日本競輪学校 運動機能測定室